「60代後半〜70代になった両親に、何を贈れば喜ばれるだろう?」
「施設に入っている親にプレゼントを届けたいけれど、ルールや注意点はあるのかな?」
そんな風に、ご両親やおじいちゃんおばあちゃんへの贈り物で悩んでいる方は多いと思います。
高齢者へのプレゼント選びで最も大切なのは、
- 「現在の生活環境(自宅か施設か)」
- 「身体の状態(ADL)」
に合わせることです。
今回は、「自宅で暮らす親」と「施設入所の親」それぞれに喜ばれるプレゼントと、
施設で避けたい贈り物ワースト3をご紹介します。
自宅で暮らす親へ:健康と自立を支えるベスト3
自宅で元気に暮らすご両親には、「いつまでも自分の足で歩ける」ことを支えるアイテムをおススメします。
本人にとっても家族にとっても最高の贈り物になります。
このベスト3は、私が母に贈ったプレゼントでとても喜んだランキングです(笑)
【第1位】あんしん2本杖(ポールウォーキング)



これ、いちばんよかった♪
「杖は年寄り臭い」と話すご両親でも、ノルディック・ウォーク風のデザインなら「運動習慣」として前向きに受け入れてもらいやすい傾向があります。
母は孫からリュックをもらって、両手に杖をもち「歩きやすい!」と散歩を楽しんでいました。
姿勢よく、颯爽と歩く姿の高齢者はなんともかっこいいものです。
【第2位】健康ステッパー(足腰の筋力維持)



専用のハンドルも欲しかったわ(笑)
どこにも手をつかないで立って行うのはちょっときつい💦
私は座ってふみふみしていました(笑)
踏み込む際にバランスを崩すリスクがあるため、個人的には専用のハンドルをしようするのがいいと思っています。
【第3位】手すり付きトランポリン(体幹・バランス訓練)

自宅で運動したい、という母の希望を叶えました。
商品によって多少サイズは違いますが、直径100㎝前後、高さ25㎝前後(本体のみ、てすり別)のものが多く、うちは4.5帖に置きましたがそこまで部屋が狭く感じる事はありませんでした。

楽し~い(笑)
筋トレ的なハードな運動はしたくないからね~(笑)
『【トランポリンの効果】高齢者や筋力のない人に最適!1分で全身の筋肉を鍛えられ、なによりも楽しい!』
必ず「手すり」があるものを選んでくださいね。
高齢者にとって「跳ねる」動作は着地のとき体に負担がかかることもあります。
手すりを持って「軽く足踏み・少しはずむ」程度でも、十分な筋力維持・バランス訓練になります。
施設に入所している親へ:快適性とQOLを上げるベスト3
施設では管理上のルールがあるため、「実用性」と「安全管理のしやすさ」が重視されます。
実際に、私が働いていた施設で贈られていたもので、入居者さんにとっても私たちにとっても良かったものです。
【第1位】名前入りの衣類(着脱しやすいもの)
理由: 施設では洗濯を一括で行うため、記名は必須です。あらかじめ刺繍やラベルで名前が入っていると、紛失を防げます。
選び方のコツ: ボタン留めではなく、マジックテープやスナップボタン式を選ぶと、ご本人が自分でお着替えしやすくなり、自立支援にもつながります。
【第2位】高機能クッション・ひざ掛け
理由: 椅子に座る時間が長くなるため、お尻の痛みや床ずれ(褥瘡)を予防するクッションは非常に重宝されます。
また、高齢者は体温調節が難しいため、手軽に羽織れるひざ掛けも喜ばれます。
【第3位】フォトフレーム
理由: 頻繁に面会に来られない家族の顔を見ることが、何よりの精神的ケア(認知症進行予防や孤独感の解消)になります。
衣類やひざかけもおすすめしましたが、カーディガンやライトダウンのベストのような上着も助かります!
エアコンが入っていると、年配の方は少し寒がったりされることもありますので、衣類で調整がしやすいですね。
【注意】施設入所なら避けたいプレゼント・ワースト3
良かれと思って贈ったものが、現場では「事故」の原因や「持ち込み禁止」になることがあります。
生花(鉢植え・花瓶が必要なもの)
理由: 水による細菌の繁殖や、花瓶の転倒によるケガ・破損のリスクがあるため、制限されている施設もあります。
代替案: お手入れ不要で衛生的な「プリザーブドフラワー」が最適です。
個人的にはお花をもらうとうれしいのですが、生花は花瓶の水替えも職員では行き届かないこともあります。
ちなみに、鉢植えの花がNGなのは、
- 「根がつく」→「寝つく」
- 土から細菌感染のリスクもあるから
- 「青・白・紫」の色はお悔やみをイメージさせるから
という理由のようです。
個包装されていない食品やナマモノ
理由: 食中毒のリスクや、誤嚥(喉に詰まらせる)リスク、賞味期限の管理が困難なためです。
おいしそうなお菓子を持参された際は、どうぞ施設内で一緒に、ゆっくりと召し上がってください。
滑りやすいスリッパ
理由: 施設内での転倒事故の多くは履き物が原因です。
かかとをしっかり包み込み、脱ぎ履きしやすい「介護用シューズ」の方が安心ですね。
まとめ:親の「今」に寄り添う贈り物を
プレゼントを選ぶ際は、「安全に使い続けられるか」という視点を一つ加えるだけで、
「単なる物」から「健康を守る大切な道具」に変わります。
高齢になれば、目が見えにくくなったり、耳が聞こえにくくなったり、といった特性も現れてきます。
趣味だったのにできなくなった、そんな気持ちにも寄りそってあげたいですね。
そんな場合は、もし可能ならご家族で旅行に行ったりしてもいいですね!
お孫さんと一緒に遊べるゲームなんかも、意外と盛り上がって世代間交流ができるかもしれません。


