サ高住ってどんな人が住んでるの?条件・費用・暮らしを徹底解説

介護三世代 介護全般
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「子供に迷惑をかけたくないから、介護が必要になったら老人ホームに移ろうかな」

「高齢になって生活するのに、過ごしやすい老人ホームはどこ?」

高齢になると一人での生活が難しくなり、高齢の親や自宅で介護ができない家族は「老人ホームへの入居を考える」といいます。

その中でも一人一人のライフスタイルに合わせた生活が可能な「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」に注目してみましょう。

この記事では、

  • サ高住に入居する人の特徴
  • 生活状況
  • 入居条件
  • 費用
  • メリット・デメリット
  • 他の介護施設との比較

をご紹介します。

  1. サ高住の入居条件 年齢・介護度別
    1. サ高住の基本的な入居条件
    2. 年齢別の入居条件:60歳以上が原則?例外は?
    3. 介護度別の入居条件:自立~要介護度5まで対応可能? 
    4. 【早見表】年齢・介護度別の入居条件まとめ
    5. 認知症でも入居できる?入居可否の判断基準
    6. 保証人・身元引受人は必要?
    7. 夫婦で入居できる?条件と注意点
  2. サ高住の入居者:どんな人が、どんな暮らしをしている?
    1. 入居者の年齢層と男女比
    2. 入居者の介護度
    3. 入居者のライフスタイル
    4. 一日のスケジュール例:食事、レクリエーション、介護サービス
    5. サ高住での暮らしの満足度や課題
  3. サ高住の選び方と利用できる制度
    1. サ高住の費用相場
    2. 費用を抑える選び方
    3. 利用できる制度
    4. 費用シミュレーション
  4. サ高住のメリット・デメリット
    1. サ高住のメリット:自由度の高さ、安心のサポート体制
    2. サ高住のデメリット:費用、介護サービスの質
    3. メリット・デメリット比較:自分にとってどちらが重要?
  5. サ高住でよくあるトラブル事例と対策
    1. 金銭トラブル:費用に関する誤解や請求
    2. 人間関係のトラブル:入居者同士、スタッフとの相性
    3. 介護サービスのトラブル:サービスの質、人員不足
  6. サ高住と他の介護施設を比較
    1. 介護付き有料老人ホーム
    2. 住宅型有料老人ホーム
    3. グループホーム
    4. 特別養護老人ホーム(特養)
    5. あなたに最適な施設を選ぶポイント
  7. まとめ
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「サ高住って、どんな人が入れるの?」

「年齢制限とか介護度とか、いろいろ条件があるのかな?」

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)への入居を検討する際、気になるのが入居条件ですよね。

年齢や介護度、認知症の有無など、施設によって様々な条件があるため事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

サ高住の基本的な入居条件

サ高住の基本的な入居条件は、

  • 60歳以上の方、または要介護認定を受けている60歳未満の方

あくまで一般的な条件で、施設によっては独自の条件を設けている場合もあります。

気になるホームがあれば、詳細は各施設に直接問い合わせいただくと確実です。

年齢別の入居条件:60歳以上が原則?例外は?

サ高住は、原則として60歳以上の方が入居できます。

ただし、60歳未満であっても要介護認定を受けている場合は入居が可能です。

夫婦で入居する場合、どちらか一方が60歳以上であれば配偶者が60歳未満でも入居できる場合があります。

この点についても、各施設にご確認ください。

介護度別の入居条件:自立~要介護度5まで対応可能? 

サ高住は、自立の方から要介護度5の方まで幅広い介護度の方が入居できます。

ただし、対応できる介護度が異なる施設もあります。

自立の方であれば、生活支援サービスや健康相談などを利用しながら自由な生活を送ることができます。

要介護度が高い方でも、介護サービスを利用すれば安心して暮らすことができます。

【早見表】年齢・介護度別の入居条件まとめ

年齢介護度入居可否
60歳以上自立
60歳以上要支援1~2
60歳以上要介護1~5
60歳未満自立× (原則)
60歳未満要支援1~2
60歳未満要介護1~5

※上記は一般的な条件であり、施設によって異なる場合があります。

認知症でも入居できる?入居可否の判断基準

サ高住の中には認知症の方の入居を受け入れている施設もあります。

ただし、

  • 認知症の症状が重い場合
  • 他の入居者への迷惑となる可能性がある場合

などは入居を断られたり、認知症に対応した施設を紹介されることもあります。

認知症の方の入居可否については、各施設に直接話を聞き、症状や状況を詳しく説明した上で判断してもらうようにしましょう。

保証人・身元引受人は必要?

サ高住に入居する際には、保証人または身元引受人が必要となる場合があります。

保証人は、

  • 入居者が家賃を滞納した場合や施設に損害を与えた場合にその責任を負う人

身元引受人は、

  • 入居者が亡くなった際の遺品整理や緊急時の連絡先となる人

夫婦で入居できる?条件と注意点

サ高住の中には夫婦で入居できる部屋を用意している施設もあります。

夫婦で入居する場合、どちらか一方が60歳以上であればもう一方は60歳未満でも入居できる場合があります。

ただし、

  • 部屋の広さ
  • 設備
  • 費用

などが異なる場合があるため、事前に確認が必要です。

夫婦での入居は、将来的にどちらかに介護が必要になった場合、介護サービスをどのように利用するかについても事前に話し合っておくことが大切です。

サ高住での生活はどのようなものなのでしょうか?

ここでは、入居者の年齢層や介護度、ライフスタイル、そして実際の生活の様子について詳しく見ていきましょう。

入居者の年齢層と男女比

サ高住に入居している方の年齢層は幅広く、60歳以上の方が対象となります。

しかし、実際には80代の方が中心となっている傾向です。

男女比については施設によって異なりますが、一般的には女性の割合が高いようですね。

  • 女性の方が平均寿命が長いこと
  • 高齢になってひとりで自立した生活を送ることは難しい

ということが考えられます。

入居者の介護度

サ高住の大きな特徴は、自立の方から要介護の方まで幅広い介護度の方が入居できる点です。

介護度が低い方は、生活支援サービスや安否確認サービスを利用し比較的自由な生活を送ることができます。

介護度が高い方でも、訪問介護やデイサービスなど外部サービスを利用すれば必要な介護を受けられます。

ただし、サ高住の種類によっては介護度の高い方の受け入れが難しい場合もあります。

介護型のサ高住→24時間体制で介護サービスを提供しているため重度の要介護者でも対応

一般型のサ高住→介護サービスは外部サービスを利用することが前提

そのため、一般型のサ高住では重度の要介護者は受け入れていないこともあるので施設に相談が必要です。

入居者のライフスタイル

サ高住では、入居者の方々がそれぞれの趣味や興味関心に応じて自由に生活を送っています。

施設によっては、

  • カラオケ
  • 手芸
  • 書道
  • 絵画
  • サークル活動
  • 季節ごとのイベント
  • 地域住民との交流会

などが開催されています。

これらの活動を通して入居者同士の交流が深まり、生きがいや楽しみを見つけることができます。

また、サ高住は一般的な賃貸住宅と同様に外出や外泊も自由にできます。

家族などの面会の制限もなく、

  • 家族や友人との交流を大切にしたい方
  • 旅行や趣味を楽しみたい方

にとってはサ高住は自由度の高い住まいと言えるでしょう。

一日のスケジュール例:食事、レクリエーション、介護サービス

サ高住での一日のスケジュールは入居者の介護度やライフスタイルによって異なります。

一般的な入居者さんの一例です。

時間活動内容
7:00~8:00起床、着替え、洗面
8:00~9:00朝食
9:00~10:00自由時間(テレビ、新聞、読書など)
10:00~12:00レクリエーション
機能訓練
入浴(介護サービス利用者は介護サービス)
12:00~13:00昼食
13:00~15:00自由時間(昼寝、趣味活動など)
15:00~16:00おやつ、ティータイム
16:00~18:00自由時間(テレビ、散歩など)
18:00~19:00夕食
19:00~21:00自由時間(テレビ、入浴など)
21:00~22:00就寝準備
22:00就寝

上記はあくまで一例であり、個々の入居者の希望や状況に合わせて柔軟にスケジュール調整をしています。

介護サービスが必要な方は、上記のスケジュールに訪問介護やデイサービスなどのサービスを利用します。

サ高住での暮らしの満足度や課題

実際にサ高住に入居している方々の声を聞くことは、サ高住での生活がイメージできます。

入居者の満足度が高い点としては以下のようなものが挙げられます。

  • 自由な時間が持てること
  • 他の入居者との交流が楽しいこと
  • スタッフのサポートが手厚いこと
  • 安心して生活できること

一方で、課題として挙げられる点もあります。

  • 費用が高いこと
  • 介護サービスの質にばらつきがあること
  • 人間関係のトラブルがあること

これらからサ高住を選ぶ際には、

  • 費用
  • サービス内容
  • スタッフの質
  • 入居者同士の雰囲気

などを十分に確認することが大切です。

また、入居前に体験入居をすることで実際の生活を体験し、自分に合ったサ高住かどうかを見極めることができます。

サ高住への入居を検討する際、気になるのはやはり費用面です。

  • 初期費用
  • 月額費用
  • 利用できる制度はあるか
  • 費用を抑えるためにはどうすれば良いのか

など、不安や疑問も多いのではないでしょうか。

サ高住の費用相場

サ高住の費用は大きく分けて初期費用月額費用の2種類があります。

費用項目相場備考
初期費用0円~数百万円敷金、礼金、入居一時金など
施設によっては0円の場合もあり
月額費用10万円~30万円家賃、共益費、生活支援サービス費、食費など

初期費用は施設によって大きく異なります。

入居一時金が必要な場合は高額になることもあります。

月額費用は、

  • 家賃
  • 安否確認
  • 生活支援サービス費
  • 食費

などが含まれます。

介護サービスが必要な場合は、別途介護保険を利用した費用がプラスで発生。

費用を抑える選び方

サ高住の費用を抑えるためには、以下のポイントを考慮して施設を選ぶといいでしょう。

  • 立地:都市部よりも地方の施設の方が一般的に費用が安い傾向
  • 設備:設備や共用スペースが豪華な施設は高めの費用設定なのでシンプルな施設を選ぶ
  • サービス内容:必要なサービスのみを選択できる施設を選ぶ

複数の施設を比較検討し、自分の希望する条件に合った費用対効果の高い施設を選びましょう。

また、見学の際には費用の内訳や追加費用について詳しく確認することもおすすめです。

利用できる制度

サ高住の費用負担を軽減するために利用できる制度です。

  • 介護保険:介護サービスを利用する場合は介護保険が適用。自己負担割合は所得に応じて1割~3割
  • 生活保護:生活困窮者に対して支給される生活保護費はサ高住の家賃や生活費に充当可
  • 住宅補助:自治体によっては、高齢者向けの住宅補助制度を設けている場合あり

これらの制度を利用することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

詳細については、自治体の窓口やサ高住の相談員に問い合わせてみましょう。

費用シミュレーション

サ高住の費用は個々の状況や希望によって大きく異なります。

費用シミュレーションを行って自分に合った施設かを見てみましょう。

  • 初期費用:敷金、礼金、入居一時金などの合計
  • 月額費用:家賃、共益費、生活支援サービス費、食費などの合計
  • 介護サービス費:介護保険を利用した場合の自己負担額
  • その他費用:医療費、日用品費、娯楽費など

これらの費用を合計し、自分の収入や年金貯蓄と照らし合わせて無理なく支払えるサ高住を選ぶようにしましょう。

また、複数の施設に見積もりを依頼し比較検討することも大切です。

サ高住は自由度の高い生活と安心のサポート体制が魅力ですが、費用や介護サービスの質には注意が必要です。

入居する前にメリットとデメリットをしっかりと確認することが大切です。

サ高住のメリット:自由度の高さ、安心のサポート体制

サ高住の最大のメリットは、自由度の高さと安心のサポート体制の両立です。

具体的には、

  • 自由な生活:食事の時間や外出・面会が自由
  • プライバシーの確保:居室はマンションのような個室で、プライバシーが守られる
  • 安否確認サービス:スタッフが定期的に安否確認
  • 生活相談サービス:生活上の困りごとや悩みなど専門のスタッフに相談できる
  • 緊急時対応サービス:急な体調不良やケガなどの緊急時にスタッフが対応

自立した生活を送りながらも必要な時にサポートを受けることができるため、安心感を持って生活できることがメリットです。

サ高住のデメリット:費用、介護サービスの質

一方で、サ高住にはデメリットも存在します。

  • 費用:一般の賃貸住宅よりも費用が高い 初期費用(敷金・礼金など)や月額費用(家賃、管理費、共益費、食費など)がかかります
  • 介護サービスの質:介護サービスは外部の事業所を利用することが多いため、施設の介護サービスの質にばらつきがある場合も
  • 人員不足:介護職員の人員が足りていない施設も

サ高住を選ぶ際には、費用や介護サービスの質などをしっかりと確認することが重要です。

メリット・デメリット比較:自分にとってどちらが重要?

サ高住のメリットとデメリットを比較し、ご自身やご家族にとってどちらが重要かを考えてみましょう。

項目メリットデメリット
生活の自由度自分のペースで生活できる
サポート体制比較的充実
安否確認、生活相談など
介護サービスの質にばらつき
費用一般の賃貸住宅より高い
介護サービス必要な時に必要なサービスを利用外部サービスとの連携が重要

サ高住での生活は自由で快適ですが、入居者同士や施設との間でトラブルが発生することもあります。

よくあるトラブル事例とその対策について解説し、安心してサ高住での生活を送るための情報をご紹介します。

金銭トラブル:費用に関する誤解や請求

サ高住の費用体系は複雑な場合があり、入居時に十分な説明がなければ後々金銭トラブルに発展することがあります。

例えば、以下のようなケースです。

  • 想定外の追加費用: 居室の修繕費、特別な介護サービス費など
  • 費用の二重請求: 介護保険で賄えるはずのサービス費が別途請求
  • 退去時の高額な清掃費: 退去時に高額な清掃費や原状回復費用を請求

【対策】

  • 契約内容の徹底確認: 入居前に契約書や重要事項説明書を隅々まで確認し、不明な点は必ず質問
  • 費用の内訳の明確化: 月額費用に含まれるサービス、別途費用が発生するサービスは書面で確認
  • 領収書の保管: 支払った費用に関する領収書は必ず保管
  • 相談窓口の活用: トラブルが発生した場合は消費者センターや弁護士などの専門機関に相談

人間関係のトラブル:入居者同士、スタッフとの相性

サ高住は共同生活の場なので入居者同士やスタッフとの人間関係が重要になります。

けれど、性格の不一致や生活習慣の違いからトラブルが発生することもあります。

  • 騒音問題: テレビの音、話し声、足音などがうるさく、他の入居者の迷惑に
  • 生活習慣の違い: 食事の時間、入浴の時間、起床時間などが異なり、共同生活に支障
  • 入居者間のいじめ: 特定の入居者に対して、仲間外れにする、悪口を言うなどのいじめ行為
  • スタッフの対応: スタッフの態度が悪い、介護サービスの質が低いなどの不満

【対策】

  • コミュニケーションの促進: 入居者、スタッフとのコミュニケーションを積極的に行い、理解しあう
  • 施設のルール遵守: 施設のルールを守り、他の入居者の迷惑にならないように心がける
  • 相談窓口の活用: トラブルが発生した場合は、施設の相談員やケアマネジャーに相談する
  • 第三者への相談: 解決が難しい場合は、家族や友人、専門機関に相談する

介護サービスのトラブル:サービスの質、人員不足

サ高住は介護サービスを提供している施設もありますが、サービスの質や人員不足が問題となることもあります。

  • 介護サービスの質の低下: スタッフのスキル不足、研修不足など
  • 人員不足: スタッフの人員不足でサービスが行き届かない
  • サービス内容の不一致: 契約時のサービス内容と提供されるサービス内容が異なる
  • 事故・転倒: 介護体制の不備により起こる入居者の事故や転倒

【対策】

  • 介護体制の確認: 入居前に介護サービスの提供体制、スタッフの資格、研修制度などを確認
  • サービス内容の確認: 提供されるサービス内容、時間、費用などを契約時にしっかり確認
  • 相談窓口の活用: サービス内容に不満がある場合は施設の相談員やケアマネジャーに相談
  • 第三者への相談: 改善が見られない場合は介護保険課や専門機関に相談

サ高住は高齢者の方が安心して生活できる住まいとして注目されていますが、他にも様々な種類の高齢者向け施設があります。

「結局、どの施設が一番合っているんだろう?」と迷われる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、サ高住と類似の介護施設を比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは介護が必要な高齢者を対象とした施設です。

24時間体制で介護スタッフが常駐しており、身体介護(食事、入浴、排泄など)や、機能訓練、レクリエーションなどのサービスを提供しています。

手厚い介護サービスを求める方におすすめです。

  • メリット:24時間体制の介護、医療連携、生活支援サービス
  • デメリット:費用が高い、自由度が低い

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームは自立または軽度の介護が必要な高齢者を対象とした施設です。

生活支援サービス(食事、洗濯、掃除など)を提供。

必要に応じて外部の介護サービスを利用することも可能。

比較的自由な生活を送りながら生活のサポートを受けたい方におすすめです。

  • メリット:生活支援サービス、比較的自由な生活、介護サービスの選択肢
  • デメリット:介護度が重くなると退去が必要な場合がある

グループホーム

グループホームは認知症の高齢者を対象とした施設です。

少人数で共同生活を送り、家庭的な雰囲気の中で認知症ケアの専門スタッフによるサポートを受けられます。

認知症の症状緩和や進行抑制を目的としたケアを受けたい方におすすめです。

  • メリット:認知症ケアに特化、家庭的な雰囲気、少人数制
  • デメリット:入居条件が認知症であること、他の施設に比べて数が少ない

特別養護老人ホーム(特養)

特別養護老人ホーム(特養)は、重度の介護が必要な高齢者を対象とした施設です。

社会福祉法人や地方自治体が運営しており、低料金で入居できるのが特徴。

ただ、入居待ちの人数が多くすぐに入居できない場合があります。

  • メリット:低料金、手厚い介護
  • デメリット:入居待ちが多い、原則要介護3以上

あなたに最適な施設を選ぶポイント

最適な施設を選ぶためには、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 介護度:現在の介護度がどの程度か。将来的に介護度が上がる可能性も考慮。
  • 費用:毎月支払える費用はどのくらいか。初期費用や月額費用だけでなく、その他の費用も確認。
  • サービス:どのようなサービスが必要か。食事、入浴、排泄などの介護サービス、生活支援サービス、医療連携など。
  • 立地:家族や友人が訪問しやすい場所か。
  • 施設の雰囲気:施設の雰囲気や入居者の様子を見学し、自分に合った環境かどうかを確認。

複数の施設を見学し、比較検討することをおすすめします。

この記事では、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の

  • 入居条件
  • 入居者の生活
  • 費用
  • メリット・デメリット
  • 類似施設との比較

などをご紹介しました。

サ高住は、自立の方から要介護の方まで幅広い方が入居されています。

入居者のライフスタイルも様々で、趣味や交流を楽しんだり、自由に過ごしたり、自分らしい暮らしを送ることができるのが特徴です。

費用面では、初期費用や月額費用が発生しますが、

  • 立地
  • 設備
  • サービス内容の比較

などで費用を抑えることができます。

また、介護保険や生活保護、住宅補助などの制度も利用可能です。

入居を検討する際には、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが重要です。

〈入居前にしっかり確認しておきたいこと〉

  • 契約書や重要事項説明書
  • 月額費用に含まれるサービス、別途費用が発生するサービス
  • 介護サービスの提供体制、スタッフの資格や研修制度など
  • 食事の時間、入浴の時間、面会時間など、生活に関するルール
  • トラブルが起こったときの相談窓口

また、金銭トラブルや人間関係のトラブルなど、よくある事例とその対策を知っておくことで、安心して暮らすことができます。

サ高住以外にも、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホーム(特養)など様々な高齢者向け施設があります。

それぞれの特徴を比較し、ご自身の状況や希望に合った施設を選ぶことが大切です。

サ高住は、自由度の高い暮らしを送りながら必要なサポートを受けられるという点が魅力です。

100歳を超えて認知症がある高齢者でも、訪問介護のサービスを受けながら安心して生活されているサ高住もあります。

本人もご家族も、老後の生活が安心できる施設を選択できるのが一番です。

施設入所のタイミング、こちらの記事も参考に。

入居施設をお探しのときは、老人ホーム検索サイトもご活用ください。



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