高齢者世帯や在宅介護をしている人にとって、毎日の食事は意外と負担…。
「毎日栄養バランスの取れた食事は作れない…」
あなたはそう感じていませんか?
そんな時に便利なのが「高齢者向け宅配食サービス」です。
今回は、高齢者向け宅配食サービスのメリット・デメリットと料金を比較します。
糖尿病や腎臓病、高血圧といった持病をお持ちの方も安心して召し上がれる宅配食もご紹介!
高齢者向け宅配食とは?
種類も豊富で
- 冷凍弁当タイプ
- 冷蔵弁当タイプ
- レトルトタイプ
などさまざま。
ライフスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。
宅配食サービスのメリット
| 栄養バランスがいい | 管理栄養士監修 栄養不足や偏食が気になる方も安心 |
| 食事の準備・後片付けの手間が省ける | 食事の手間(買い物、調理、後片付けなど)を削減 |
| 毎日の献立を考える必要がない | メニューが豊富 飽きずに食事を楽しめる |
| 経済的な負担軽減 | 食材を無駄なく使える 食費を抑えられる |
宅配食サービスのデメリット
| 費用がかかる | (自炊と比較した場合)費用がかかる 対策:利用頻度を週に数回にする |
| 味付けが好みでない | 出来立ての食事と味が異なる 味付けが口に合わない |
| 嫌いなメニューがある | アレルギーや好き嫌いに対応していない食事もある 対策:事前にメニュー内容の確認 |
宅配食サービスを利用する方
- 仕事や家事で忙しく介護食を作る時間がない方
- 栄養バランスの取れた食事を手軽に摂りたい方
- 高齢者の食事の準備に負担を感じている方
- 病気や怪我などで食事の準備が難しい方
- 食欲不振や嚥下機能の低下など食事に配慮が必要な方
- 高齢の夫婦だけで暮らしている
宅配食サービスのチェックポイント
3種類の宅配食
- 冷凍弁当タイプ
- 冷蔵弁当タイプ
- レトルトタイプ
それぞれの特徴を踏まえて、好みに合ったタイプを選びましょう。
「冷凍弁当タイプ」
長期保存が可能
好きな時に解凍
冷凍庫のスペースを取る
解凍に時間がかかる
「冷蔵弁当タイプ」
冷凍弁当よりも味が良い
電子レンジで温めるだけ
消費期限が短い
配達が限られる
「レトルトタイプ」
常温保存が可能
持ち運びに便利
他のタイプに比べて味が劣る場合も
決め手
価格
- サービス内容
- 利用頻度
- 送料
メニュー
- 和食
- 洋食
- 中華
- アレルギー対応
- 好き嫌い対応
- メニューの豊富さ
栄養バランス
- 管理栄養士監修
- カロリー
- 塩分
- たんぱく質量
- 持病や健康状態
使いやすさ
- 注文のしやすさ
- 配達の時間帯
- 電話注文
- インターネット注文
- 配達時間帯を選べる
サポート体制
- 相談窓口
- 栄養相談
- 食事に関する相談
おすすめの宅配食サービス3選
※価格や内容に関しては変更になっている場合もありますので、詳しくは各社ホームページをご覧ください。
「ワタミの宅食」
特徴
- 日替わりメニューが魅力の冷凍弁当タイプ
- 和食中心のメニュー
- 高齢者にも食べやすい味付け
- おかずのみのコースも選ぶことができる
- ご飯は自分で炊きたいという方にもおすすめ
メリット・デメリット
価格がリーズナブル
日替わりメニューなので飽きない
おかずのみのコースも選べる
解凍に手間がかかる
メニューの選択肢が少ない
料金プラン
【一例】
| まごころおかず | まごころ御膳 |
|---|---|
| 5食/週 3,450円(税込) | 5食/週 3,400円(税込) |
| 400kcal基準のお惣菜 お茶碗1杯分(約150g)のごはんと一緒で合計約650kcal 1日の野菜摂取量(350g)の1/3量摂取 たんぱく質もしっかり | 1食500kcal基準のお弁当 主菜+3種類の副菜 15品目以上の食材でバランスがいい |


「健康直球便」
特徴
- 糖質や塩分が気になる方におすすめの冷凍弁当タイプ
- 管理栄養士監修
- 健康に配慮したメニューが豊富
メリット・デメリット
糖質や塩分が気になる方におすすめ
健康に配慮したメニューが豊富
弁当容器のまま電子レンジで温められる
価格が少し高め
解凍に手間がかかる
料金プラン
【一例】
| カロリー・塩分調整食 | たんぱく・塩分調整食 | やわらか食 |
|---|---|---|
| 5食分 3,480円(税込) | 5食分 3,980円(税込) | 5食分 3,980円(税込) |
| おかずのみ 和・洋バラエティー豊富 | おかずのみ 和・洋バラエティー豊富 腎臓病の方にも | おかずのみ 和・洋バラエティー豊富 はぐきと舌でつぶせるやわらかさ |



「わんまいる」
特徴
- 食材は国産100%で合成保存料・合成着色料 不使用
- 1食(主菜1品副菜2品)で5食平均:たんぱく質20g以上、糖質30g以下、塩分3.5g以下、400kcal以下
- 調理は湯せん又は流水解凍
- レンジでできる美食弁当もあり
- 専属の管理栄養士が栄養バランスを考えた献立
- 美食弁当は5食平均:たんぱく質15g以上、糖質30g以下、塩分2.5g未満、350kcal以下
メリット・デメリット
宅配食サービスで確認すること
- アレルギー対応
- 病気で摂取してはいけないもの
- 日替わり宅配か複数食分まとめて配送なのか
- 支払い方法
特に摂取してはいけない食材などの不安がある方は、一度かかりつけ医に相談してみましょう。
まとめ
在宅介護での食事だけに限らず、健康管理の意味でも「宅配食」は便利です。
今回ご紹介した宅配食サービス3選は
- 豊富なメニュー
- 管理栄養士監修
- 制限メニューの充実
- 味付けの工夫
などたくさんの魅力があります。
高齢者世帯、介護食、健康管理としてなど利用するシーンは様々。
- メリットデメリットの確認
- 配達の方法(日替わりor複数食)
- 料金
- メニュー
- 制限食
- やわらか食などの形態
- 管理栄養士監修
自分に合った宅配食を選びましょう。
【宅配食サービスのメリット】
- 食事の準備の負担を減らす
- 時間にゆとりができる
- 栄養バランスがいい
- 高齢者の健康維持
- 塩分調整など制限食で安心
一週間の中で回数制限をすることで食費を抑えることもできます。
【個人的に宅配食サービスで気に入った点】
- 冷凍弁当
- 栄養バランスがいい
- 管理栄養士監修
- 豊富なメニュー
- 塩分調整やたんぱく質調整など
- 介護食として利用できるやわらか食
- 調理の負担軽減
父の介護食だけでなく、自分たちの老後の食事でも利用しようと考えています。
食事とプラスして健康管理を行うアイテムとして、「サプリメント」もあります。
こちらの記事も参考に。



